小鳥には不評2006年03月09日 20:40


小鳥を呼ぶための餌台を庭に設えてみた。

ホームセンターで安い鉄パイプを買い、100円ショップで見つけた台を取り付けた。総工費700円。なかなか高級感溢れる餌台になった。

とりあえず、女房がたくさん余っていたミカンを置いてみた。ところが、全く小鳥が寄りつかない。
それならばと、今度はリンゴを置いてみたものの、それでも数日、小鳥は一羽も来なかった。

なるほど、人間と猫のシケルガイタ様による観察の都合を優先した設計は、小鳥には不評だったようだ。
確かに、小鳥にとっては天敵に狙われやすい雰囲気が漂っている。しかも、家の中からはシケルガイタ様が常に厳しい視線を向けている。これでは安心できませんな。

それでも、数日経つと、ヒヨドリが頻繁にやってくるようになった。
ヒヨドリという小鳥はあまり好きではなかった。姿はあまり美しくなく、声もギャーギャーいってうるさいとばかり思っていた。
でも、こうしてあらためて観察してみると可愛いものである。やはり、ほかの連中が見向きもしてくれない中、期待通りにやってきてくれたヒヨドリが何とも可愛い。よーく見れば、きれいなとこだってあるような気がしてきた。

このところ、渡りの季節なのか、ジョウビタキやツグミをよく見かける。ホントは、そんな健気で可愛い小鳥たちに、「渡りの前の腹ごしらえを」と思ってつくった台だったが、完全にヒヨドリ専用となっている。
まあ、シケルガイタ様は結構お気に召されたようなので、しばらくはこのままにしておく予定。

その後のパスタ人生2006年03月29日 19:08


その後、2月中旬からこれまでのスパゲッティは次のとおり。

・ しめじとプチトマト
・ 鱈とパプリカ、トマトソース
・ カルボナーラ
・ しめじとあさり
・ タラの芽、ふきのとうとワカサギ
・ エビの汁、トマト、玉葱、クリームチーズ、松の実
・ じゃこ(福岡から送ってもらった魚の腹が赤いやつ)
・ 茄子、アスパラ、ピーマン、エリンギ、トマト(これはペンネにあわせた)

2月初め、あまりにブログ狙いの奇をてらったものをつくってしまった反省から、その後しばらくは、いたって普通のものを淡々とつくりつづけた。鱈とパプリカはあまり見かけない組み合わせかも知れないけれど、ベースは昔つくったことのある定番のスペイン料理(もしくはバスク料理? どっちにしても、さすがに定番のものは美味しいものです)。

しかし、それもつまらなくなり、ついに春の食材、タラの芽に手を出すことになった。
前日の天ぷらで食べきれなかったもの(ほかにふきのとうとワカサギ)を砕き、オリーブオイルに合わせてみた。なんじゃこりゃ、というパスタながら、それなりに美味しかった(写真はあまり美味しそうじゃないけど)。

ただ、余っていたものを無理矢理使うという、あまりにも成り行き任せの感じ。珍しいものというだけで、工夫の余地が感じられず。
そこで、ちゃんとしたオリジナルをつくろうと挑んだのが「エビ、トマト、玉葱、クリームチーズ、松の実」のソース。これはうまく行った。かなり美味かった。

こうして振り返ってみると、結構がんばってますな。