日常バードウォッチングの成果2007年01月31日 23:52

メジロ 先週、庭に設えた餌台の上で、2羽のメジロが林檎をついばむ姿が見られた。
去年の3月、餌台をつくってはみたものの、完全にヒヨドリとスズメ専用となっていた。しかし、ヒヨドリとスズメなら、その辺りの枝や電線によくとまっている。こんな連中ばかりでは餌台をつくった意味が全くないではないかと、毎日そこでキーキー鳴いてるヒヨドリを眺めながら、思っていた。
いやしかし、辛抱強く待ってみるものだ。こうして期待していたシーンが見られたのだから。

ヒレンジャク 今月の日常バードウォッチングは、餌台に限らず充実していた。
初ものはヒレンジャク。
通勤途中のこと、通勤路にある小さな神社で見つけた。かなり高い枝のところに、10羽を超える群れがいた。
その場所はいつもヒヨドリが群れているだけのため、その日も素通りするところだった。しかし、聞き慣れない鳴き声が気になって引き返してみた。真下から高い枝を見上げていたため、最初、肉眼ではよくわからなかった。そこでデジカメで撮ってみるとヒレンジャクが写っていた。
慌ててその木から距離をとり、なんとか少しは横からのカットを撮った。
この鳥を見たのは初めてのこと。図鑑の説明によると、渡来数が減ってきており、なかなかお目にかかれないらしい。聞いたことのない鳴き声をちゃんと自分が聞き分けられたことも含めて、嬉しい出来事だった。

ジョウビタキ それと、やっと見つけたジョウビタキのメス。
実は、今シーズンは毎日のようにオスのジョウビタキを見ることができる。通勤であれ週末の散歩であれ、とにかく道を歩いていると必ず出くわすほどだ。ただ、なぜかこれまではメスが1羽も見られなかった。
オスの派手なオレンジがかった赤色もいいが、好きなのはメスの淡い色彩の方だ。
東京の国立市に住んでいた頃、近所に毎冬メスのジョウビタキが住み着いてカワイイ姿を見せてくれた。その頃は、なぜかオスを一度も見なかった。
どうしてこうも、ジョウビタキはオス・メスで分かれて暮らしたがるのか。 ずっとそう思っていたが、北海道を除くと日本では繁殖しないから仕方がないようだ。

ともあれ、ジョウビタキにもわが家の餌台に来てくれないかと願っている。けれど、オスが一瞬だけとまる姿は何度も見ているものの、すぐに飛んで行ってしまう。
やはり、この餌台は、すごく危険な雰囲気が漂っているんだろうな。

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プーリア

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