フェデリチャーノの聖地ヤッファ2012年12月27日 23:44


ついに本日、念願のヤッファ(Old Yaffo /Tel Aviv)に行くことができた。

フェデリーコ2世(神聖ローマ皇帝)とアル・カミル(アイユーブ朝スルタン)との間で締結された平和条約ゆかりの地である。
キリスト教徒とイスラム教徒によるエルサレム共同統治を、わずか10年ほどとはいえ、本当に実現してしまったのがヤッファ条約である。天才フェデリーコならではの発想と交渉力が生んだ歴史上後にも先にもない平和条約だった。
そのため、私はかねてより、イエージ、カステル・フィオレンティーノ、ヤッファの3都市をフェデリチャーノ3大聖地と位置づけてきたわけである(もう全部行ってしまったので、5か7に増やそうと思うが)。

現在のヤッファは、大勢の外国人観光客が押し寄せて来ているけれど、ほとんどの人はヤッファ条約なんて知らないと思う。
紀元前18世紀からこの港町は存在していたそうで、とにかく途方もなく長い歴史がある。海がきれいで、ジュエリー店や土産物店が並ぶ古い街の散策が楽しいところだった。

コメント

_ Shanry ― 2012年12月28日 09:41

彼は本当に偉大(何て平凡な言葉!)な・・・破格の異端児か・・・な方でしたね。
過去から学び、活かすことが出来ない私たちって・・・ああ・・・

_ ike ― 2012年12月28日 14:50

私たちはいつも、ああ・・・な感じだから、ヤッファ条約は後にも先にもないんでしょうね。
さて、そろそろ保安検査に向かいます。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
次の答えを入力してください。

プーリア

コメント:

トラックバック