ルッコラの菜の花らしきもので2008年04月01日 21:38

 
去年、ルッコラの”菜の花”をつかったパスタというものが、某レストランで出されているとの噂を耳にした。
その味を想像してみるに、それはたぶん、プーリア名物であるラペの菜の花のパスタに似ている気がした。いやきっと、かなり似てるに違いない。ならば、一度は食してみたいと思った。
しかし、わざわざそのレストランまで出かける根性はなし。自分でつくるにしても、その菜の花を収穫するには、秋の苗を越冬させ、春を待たなければならないとも聞いた。ちょっと面倒である。

もっとも、庭に秋まで生えてたルッコラの苗を「放置」するだけなら簡単だ。そこで昨年の秋、この信州の冬を越せるとは思えなかったものの、ダメもとでルッコラの苗をそのままにしておいた。
結果、当初の予想に反して、庭のルッコラはずっと雪に埋もれながら青々とした葉のまま越冬し、この3月には、ついに菜の花(らしきもの)が生えてきてくれた。

というわけで、つくってみましたルッコラの菜の花(らしきもの)のスパゲッティ。アンチョビと瓶詰めオリーブのスライスで味付けしてみた。
よしよし、ほのかな苦みがラペの菜の花のパスタに似ていて、すごく懐かしい味がする。

やはり、この苦みを味わってこそ春!

P.S.
私を疑り深い目で見るSさん、Tさんへ
今日はエイプリルフールですが、この話は本当です。決して嘘ではありません。

モズと目が合った2008年04月03日 21:23

 
いつもの通勤路の途中、モズを見つけた。
水路の中をのぞき込んでおり、ターゲット(たぶん虫)の動きを追うのに夢中になっている様子。
おかげでかなり近づくことができて、300mmのレンズでファインダーの半分ほどにモズが収まるくらいまで接近できた。

何回かシャッターを切ったところで、そのモズが私が接近していることに気づいたようだった。普通だと、鳥さんは飛び去ってしまうものだが、このモズはこちらをじっと見ている感じ。

しばらく目が合ったような状態になったが、やがてモズはまた狩りに復帰。私の存在など無視するようになった。
モズと私の間には水路があった。幅がそこそこあって、とても飛び越えられない。

さすがはハンター系の鳥さん。
モズの方は、私の運動能力を見切ったようだ。

プチ農業始動2008年04月20日 01:01

 
ホームセンターで野菜の苗を買い込み、いよいよ今シーズンのプチ農業始動である。
すでに、浅葱、小ネギ、ニラ、ミツバ、ルッコラ、フェンネル、アスパラガス、セージが勝手に生えており、食べることができる状態。この面々は、全く手入れをしなくても適当に育ってくれるようだ。

今回、買い込んだ苗は、サニーレタス、なす、トウモロコシ。それと、バジル、トマトである。
いずれ、昨年と同様、黄色のスイカの苗を買って植え、ディルの種まきをする予定。たぶん、唐辛子は勝手にどこかに生えて来るだろうと思っているので、しばらくは苗は買わずに待つ。

サニーレタスは、昨年も1株を栽培し、大変に重宝した。
スーパーでは1株全部を買うことになるが、それだと一度には使い切れずに不便。庭に生えてる状態だと、食事の都度1、2枚ずつをちぎって使えるため、とっても便利だった。というわけで、今シーズンは2株に生産量を増やしてみた。一株38円だし、ずっと長く使えるので安上がり。

信州の春も3度目となって、ここでの気温の推移や、わが家の庭の適性も少しずつわかってきた。
うまく育たない野菜はあきらめ、よく育つものを選びつつ、これまで試したことのない野菜を栽培してみようと思っている。

土曜日の夜には、庭に生えてたアスパラを2本収穫して食べてみた。
実は、昨年も収穫しようと思えばできたのだが、アスパラの成長速度の早さを理解しておらず、忙しさもあって、収穫時を逃してしまった。
今年は昨年の失敗を教訓に、時期を逃さないよう、ちゃんと庭に見張っていたのである。
さて、庭に生えてたアスパラをポッキリと折った直後に、網焼きしてみたところ、熱が入ると切り口からかなりの水分が出て来た。香ばしくていい匂いがして、食べてみると、まるで茹でて調理したかのような豊富な水気。甘みや旨みが強く、驚きの味わいだった。