マタタビか松茸か2009年10月04日 23:51

 
シケルガイタ様がお抱えになっておられるのは、マタタビの丸太。

これをみつけたのは、辻邦生展のために軽井沢まで出かけたとき、途中で立ち寄った農産物直販所だった。
実は、軽井沢に行く途中でその直販所で休憩したとき、地物の松茸が格安で売られていたため、帰り道にもう一度寄って、松茸を買うつもりでいた。
だが、こいつが、なぜか目に入ってしまったのだった。

蔓状のマタタビの細い枝はみたことがあるが、こんな太いのは初めて。その1000円というお値段は、非常に高い気もしたが、松茸よりは安い。
松茸はみたことはあるが、こんな丸太は今までみたことがない。ということは、これを逃すと一生手に入らないかも知れない(=シケルガイタ様に一生あげられない)。松茸はいつかどこかで買えるだろうし・・・

なぜか、その場でそう考えてしまった私は、松茸に投じる予定だった予算をマタタビに投入することにした。一パック500円のマタタビの実もセットにして丸太を購入し(合計1500円也の散財であった)、帰路についたのである。

で、シケルガイタ様の反応はというと・・・
マタタビの実の方は、2個ほど囓られて"それなりに"お喜びになった後は、すっかり興味を示されなくなった。
丸太については、30分ほどしがみつき、これまた"それなりに"お遊びになったものの、その後はほったらかし。

マタタビか松茸か、という究極の選択に破れた私は、いまさらながら、「両方買う」という選択肢に思い至らなかった自分の貧乏性に呆れつつ、今日も猫たちに翻弄されている。

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プーリア

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