F1で苦戦のブリジストン2005年07月11日 18:05

昨夜はF1のイギリス・グランプリのテレビ中継があったのだけれど、途中で眠くなって寝てしまった。
私は中嶋悟時代の頃からF1が大好きで、テレビ中継は欠かさず観ている。ただ、放送時間が深夜となるため、昨夜のように途中で寝てしまうか、録画しておいて翌日観る場合が多い。

そんなとき厄介なのが、まずスポーツ新聞。
ブームだった頃は、常にうつむきながら通勤しなければならなかった。うっかり顔を上げると、駅のホームや電車の中でスポーツ新聞を広げている人がいて、「ヴィルヌーブ今期3勝目!」なんて見出しが目に入ってしまう。誰が勝ったかが事前にわかってしまうから、録画を観る楽しみは半減だ。
最近はF1ブームも下火になったせいか、結果が大見出しになるようなことはない。たぶん、今の人気の程度なら、ホンダ、トヨタが優勝したり、佐藤琢磨が表彰台に乗ったりしない限り、スポーツ新聞も大きくは取り上げないだろう。人気が落ちたのは残念だけれど、録画派としては大分楽になった。

そしてもう一つの天敵。それは、ブリジストン本社ビルだった。
私の職場はブリジストン本社ビルの裏手にある。そのため、通勤の際には、このビルの前を必ず通らなければならない。ところが、ブリジストンのF1へのタイヤ供給以来、このビルに「祝 F1通算○○勝」といった垂れ幕が下がるのである。それだけでおおよそ誰が優勝したかの見当がついてしまうのだが、一階のショーウィンドウのところには、表彰台に乗ったドライバーたちの写真も張り出される。
これを観ないで通勤するのは至難の業であった(もっとも、去年あたりからだろうか、私のような録画派に配慮してか、1日くらい置いてから張り出すようになったようだ)。

それにしても、今年は胸を張って歩ける状態が続いている。
ブリジストンタイヤをはくフェッラーリが不調のため、優勝の可能性があまりないシーズンになってしまった。今シーズンはミシュランタイヤユーザーが優勝をほぼ独占している。

赤い皇帝と跳ね馬を応援していた私としては、何ともつまならいシーズンである。
結果を事前に知ることなくビデオが観られる状況になっているというのに、なんだか、録画を観るのが、あまり楽しみではなくなってしまった。

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プーリア

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