Cristo Si e` Fermato a Eboli ― 2005年10月07日 16:29
昨日、信州大学の附属図書館へ初めて入り、イタリア文学のあたりをチェックしてみた。
そして、そこで初めて目にした『キリストはエボリに止まりぬ』(C.レーヴィ)。
以前ブログにも書いたことだが、この本を映画化した『エボリ』という作品を観たことが、私の南イタリア詣でのきっかけにもなっている。
この本は絶版となって久しく、入手困難。これまで、東京で私がうろついていた図書館でも目にすることはなかった。映画の方はDVDで確保してあって、何度も繰り返し観ている。しかし、原作の方は読みたくても読めない状況が続いていた。
何と、それが書棚に2冊も並んでいるではないか。これは借りないわけにはいかない。
本を開くと、最初のあたりに南イタリアの地図が載っている。
それでもってこの地図、バジリカータ州の記述が異常に詳しい。
マテーラ、メルフィ、ポテンツァのような有名な地名はともかく、トリカリコ、ピスティッチ、クラコという”知られざる観光地(?)”のほか、私が全く知らない地名もがずらずらと書き込んである(サンマルコ・フォルテとか)。もう、たまらん。
まだ読んでいないけれど、バッグの中にこの本が入っていると思うだけで、妙に嬉しい。
コメント
_ hirosky ― 2007年06月27日 12:11
お初です、よろしく。小生も10年がかりでやっと手にいれました。1953年の岩波新書、ネットで、4800円でした。縁のやけがけっこういってました。触るとハラハラいきそうでしたが本文は大丈夫でした。ところで、ここから本題なのですが同時に映画エボリもさがしていたのですが、こちらはまだビデオ化されていないので、名画座チェックをしています。という時に、なななんと、ikeさんはDVDを観ている、それも繰り返し、どどどーいうことでしょう。ひょっとしてオリジナルのっということでしょうか。小生イタリア語わからないしなー。ということで、何か情報いただけたらと思い、御伺いたてまつりまする。
_ ike ― 2007年06月28日 16:59
hiroskyさん、はじめまして。
私の場合、テレビで放映されたのをDVDに録画してあるんです。
これまでに少なくとも2度は放映されているかと思います。最初にこの映画をテレビで観て、いたく心に残っていたため、次に新聞のテレビ欄で「エボリ」の文字をみつけたときには、すかさず録画予約しました。
残念ながら、販売DVDについては情報もっておりません。
ちなみに本の方は、去年カラブリアに出かける前に、私もネットで古い本を手に入れました。
その直後、東京神田で、偶然に92年の復刻版を発見したのですが、何と新本として売られていました。これも買いましたので、2冊確保してあります(1冊は棺桶に、もう1冊は市立図書館あたりに寄付)。
私の場合、テレビで放映されたのをDVDに録画してあるんです。
これまでに少なくとも2度は放映されているかと思います。最初にこの映画をテレビで観て、いたく心に残っていたため、次に新聞のテレビ欄で「エボリ」の文字をみつけたときには、すかさず録画予約しました。
残念ながら、販売DVDについては情報もっておりません。
ちなみに本の方は、去年カラブリアに出かける前に、私もネットで古い本を手に入れました。
その直後、東京神田で、偶然に92年の復刻版を発見したのですが、何と新本として売られていました。これも買いましたので、2冊確保してあります(1冊は棺桶に、もう1冊は市立図書館あたりに寄付)。
_ 岡田 博之 ― 2008年01月08日 18:22
初めてお便りしています 富山在住の岡田といいます
いや「エボリ」なつかしいですね 僕が京都の名画座で
みたのが1984年ですから 制作されてから六年目
の映画だったんですね もう20年ぐらい経過しているので 全体的に忘却しているんですが
南イタリアの農村をおとずれた主人公が医療よりも
土地の信仰を優先しているのをみて驚いているシーン
と 後にイタリアの議員になって 部屋にかけられた
農夫の絵をみているシーンぐらいですかね
当時 僕も若くて 精神的なものの形成期だったので
かなり感銘をうけまして 何度も心の中で 映画のシーンを反芻して いろいろ友人に語っていた記憶が
あります 部屋に絵を 学生時代に飾るようになったのも この映画の影響かもしれません
そうですか 今まで二度 テレビで放映されたんですか
どこの検索エンジンをさがしても 映像をみれる機会を
あたえてくれないんですよね
なんとか どこか図書館にでも ビデオ 置いてないものでしょうか
いや「エボリ」なつかしいですね 僕が京都の名画座で
みたのが1984年ですから 制作されてから六年目
の映画だったんですね もう20年ぐらい経過しているので 全体的に忘却しているんですが
南イタリアの農村をおとずれた主人公が医療よりも
土地の信仰を優先しているのをみて驚いているシーン
と 後にイタリアの議員になって 部屋にかけられた
農夫の絵をみているシーンぐらいですかね
当時 僕も若くて 精神的なものの形成期だったので
かなり感銘をうけまして 何度も心の中で 映画のシーンを反芻して いろいろ友人に語っていた記憶が
あります 部屋に絵を 学生時代に飾るようになったのも この映画の影響かもしれません
そうですか 今まで二度 テレビで放映されたんですか
どこの検索エンジンをさがしても 映像をみれる機会を
あたえてくれないんですよね
なんとか どこか図書館にでも ビデオ 置いてないものでしょうか
_ ike ― 2008年01月08日 20:28
岡田さん、はじめまして。
映画館でご覧になられたとは羨ましい限りです。
この映画は、廃墟となったクラコの街がロケ地となっていますが、私にはその周辺の景観がとても印象的でした。
砂の固まりのような山ばかり。地盤はもろく、街が建つ山もまた崩壊して行く。その人間を拒むような厳しい自然と、そこで生きて行くか、アメリカに渡るほか途のない人々・・・。
すばらしい映画で、賞もとってるはずですが、もうDVD化はされないんでしょうね。とっさの判断で、TV放映を録画しておいて良かったと、つくづく思います。
映画館でご覧になられたとは羨ましい限りです。
この映画は、廃墟となったクラコの街がロケ地となっていますが、私にはその周辺の景観がとても印象的でした。
砂の固まりのような山ばかり。地盤はもろく、街が建つ山もまた崩壊して行く。その人間を拒むような厳しい自然と、そこで生きて行くか、アメリカに渡るほか途のない人々・・・。
すばらしい映画で、賞もとってるはずですが、もうDVD化はされないんでしょうね。とっさの判断で、TV放映を録画しておいて良かったと、つくづく思います。
_ hirosky ― 2008年01月09日 17:29
あれ以来テレビ番チェックしているのですが、疲れました。ところで、何チャンネルでした?
_ ike ― 2008年01月10日 00:37
hiroskyさん、お久しぶりです。
>ところで、何チャンネルでした?
私宛にメールをいただけませんか。
メールの返信でお答えいたします。
↓
ike@office.email.ne.jp
>ところで、何チャンネルでした?
私宛にメールをいただけませんか。
メールの返信でお答えいたします。
↓
ike@office.email.ne.jp
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