28mmF2.0希望2007年12月29日 17:19


そこに"minolta"と書いてないのがイヤだとか、つべこべ言ってたものの、やはり買ってしまったSony製のデジタル一眼レフ。
α700という機種で、お店で一度触っただけで買う気になった。

まあ、minolta時代の一眼レフに比べると、露出補正用のダイヤルがないのが寂しく、ほとんど使うことがないイメージセレクションのダイヤルが余計な感じがする。それでも、実際に手に持ってシャッターを切った感じが心地よく、そういった不満を帳消しにしてくれている。
この使い手の感性に訴えるつくりは、Sonyでなければ実現できなかったのかも知れない。

撮った写真をPCの画面でみてみると、ここ数年のデジタル技術の進歩に驚くことばかり。上の写真は、日が暮れた後に、松本市の縄手通りを手持ちで撮ったものだが、こういった芸当は今までは不可能だった。

WEB用に縮小してしまったのでわかりにくいかも知れないが、元の画像では店先の様々な文字列が読み取れた。つまり、手持ちなのにほとんどブレていないのだ。絞り開放付近で撮ったため、シャープ感はいまいちだったものの、私としては満足。α700の進化した手ブレ補正と、高感度にしても画像が荒れない画像処理技術のおかげである。

それに何と言っても、Dレンジ・オプティマイザーのアドバンスオートモードとかいう、大変長くてありがたそうな名前の機能。
上の写真でも、真っ暗になる直前の空の深い青色や暗がりの商品の立体感を残しつつ、一方で白飛びを抑え、黄色を帯びた提灯の色合いを保っている。

私は夜景を撮るのが好きなくせに、三脚を持ち歩くのが億劫で、ずっと手持ちで済ましてきた。当然、まともな夜景写真など撮れるはずもない。そんな私にとって、α700には何ともありがたい数々の機能が付いている。ここまで役に立つとは思わなかった。

こうして新生αに惚れ込んでしまった以上は、もうMinoltaと書いてなきゃイヤとか、いっそConxxxにしてとか、面倒なことは言いません。
だからSonyさんにお願い。28mmF2.0を是非とも復活させて欲しい。Minolta時代のかなり古いのを持っていて、今は一番使用頻度が高い。適度な画角で明るく、しかも軽量コンパクトなので気に入っている。
けれど、壊れてしまったらとっても困る。出たら必ず買います。お願いします。

コメント

_ POOh! ― 2007年12月31日 03:25

ミノルタ、じゃなかった、SONYの一眼レフ、いいですね。ボディに手ぶれ防止機能がついてるとこ。CANONは、どうもレンズにそれをつけることにこだわっておるのですが、使う方としてはボディにつけてほしい!もんです。

今使ってる17〜85mm、ズームの宿命かもしれませんが、寄っても引いても四隅がケられるし、広角はやたらとひずむし、でも夕暮れ時にはおもしろい、で、使えるようで使えない、でも旅行には1本で済むから、ありがたい、悩めるレンズです。

_ POOh! ― 2007年12月31日 03:28

すみません、訂正。
>ズームレンズの宿命
ではなく「安いレンズの宿命」(笑)でしょう。

来年がよい年でありますように。

_ ike ― 2007年12月31日 09:54

ズームレンズの宿命ってので困るのは、広角側の歪曲ですね。
トラーニの大聖堂を撮ったら、鐘楼がぐんにゃりと曲がって写ってしまって、がっかりでした。
ほんとはもう一つ、歪曲のない15mmくらいの単焦点レンズを出して欲しいところです。

では、よいお年を。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
次の答えを入力してください。

プーリア

コメント:

トラックバック