もっと祭りにケバブ屋台を2008年01月14日 17:49



いつだったか、スイスのチューリッヒで初めてそれを食べて以来、屋台でやってるドネルケバブが大好物である。
ドネルケバブはトルコ式の料理で、棒に巻き付けた肉を、ぐるぐる廻しながら炙り、焼けた表面の部分をナイフで削るやつだ。屋台式だと、薄焼きのお好み焼きのような生地で、野菜やその削った肉をくるみ、ソースをかけて食べる。
数年前、このケバブサンドの屋台を湯島天神の大祭で見つけたときは大喜びだった。その後、たくさんの屋台が出る縁日や祭りなどでよく見かけるようになり、松本の祭りでも出店されることが多い。

さて、この連休は松本で「あめ市」があった。
このお祭りは、上杉謙信が武田信玄に塩を贈ったという有名な話を記念して始まった「塩市」が起源とか。それはさておき、お祭りとなればケバブであるからして、昨日は「今日の昼食はケバブ。夕食もケバブ」と決め、11時頃に家を出発。いつものようにカメラを提げ、徒歩でブラパチなどしながら街まで出た。

だが、ケバブサンドの屋台がない。歩行者天国の区域を端から端まで探したけどない。
仕方がないので、ハヤシライスと大阪焼きで昼食。その後もケバブの屋台を探して祭りの街をぶらつく。
「あめ市」を観に行ったのは初めてだったが、なかなか楽しい催しが盛りだくさんだった。いくつもの御輿が街を駆けめぐり、あちこちで太鼓の演奏がひっきりなしに行われていた。写真は「おいらん道中」なる行列。ほかにも時代行列やよさこいの踊りなど。

ずっと飽きることなく、長居をしてしまったが、気温はたぶん1~3度くらい。むちゃくちゃ寒かった。
それで、周りから聞こえてきた会話・・・「夏にやればいいのに」
ま、それは、上杉謙信が送った塩が松本に着いたのが1月11日だったらしいから、仕方がないよね。でも、ケバブの屋台がなかったのは寂しいぞ。