カレー南そばが食べたい2006年08月15日 14:43


昨日は、久しぶりに東京へ。
お盆ということで、12日から栃木の実家に帰省していた。その帰り途に東京でいくつかの用事を済ませた。

ちょうど昼食時に東京駅に着いたため、昔の職場近くのそば屋で昼食をとろうと思った。なぜか、このところ、その京橋の店の「カレー南そば」が無性に懐かしい。
信州に住むようになって、美味いそばは日常的に食べているものの、カレー南蛮となると、そんなメニューを出している店がなかなかない。
まあ確かに、誰かがカレー南蛮を食べ始めると、店中がカレーの臭いで充満してしまうことになる。そばのほのかな香りを楽しむどころではなくなり、食欲をそそるカレーの臭いに、気持ちが全部もっていかれてしまう。だから、ちゃんとしたそばを出してるそば屋さんほど、カレー南蛮は避けたがるのだろう。

京橋のその店の場合、3割ほどの客が「カレー南そば」を食べているため、店の中の臭いは、常にカレー屋のようになっている。昨日もおとといも「カレー南」だったから、今日はたぬきにしようと思って店に入っても、その臭いにやられて「カレー南」を頼んでしまう。そんな店だった。
もっとも、そば自体がかなりうまい店で、何の変哲もないそば屋に見えて、実はかなりの実力をもつ名店であった。

しかし、そのそば屋はお盆休み中だった。ある程度、予想されていたことではあったが、そのショックは大きかった。
行きつけだった鳥料理の店も寿司屋も休み。仕方なく、霞ヶ関のビルで用事を済ませ、その地下の店でナポリタンを食べた。

こんなブログまで書いてしまって、もう頭の中は「カレー南そば」でいっぱいである。来週、また東京に行くのだけれど、「カレー南そば」を食べたいがために、宿泊場所を京橋近くにしてしまいそう。