望遠デジカメの威力2006年08月18日 18:28


ああでもない、こうでもないと、カメラを買うときはいつも悩みに悩む。
今回は、望遠に強いデジカメが必要という動機から始まった。そのため最初は、一眼レフのデジカメで行くか、それとも望遠ズームに特化したデジカメで行くかでかなり悩んだ。
一眼であれば、私の場合、レンズ資産(minolta)を考えると"Sony"しかないのだが、どうしても、あの"Sony"という文字が納得できなかった。なぜかカメラを倒して縦位置で撮ってはいけない気がしてならず、横位置の写真ばかりが増えそうで、今回は見送ることにした。
最終的に、パナソニック(FZ7)か、キャノン(S3_IS)の望遠デジカメに絞り込んだものの、このまま望遠系は銀塩一眼で我慢する、つまり「買わない」という選択肢も浮上し、実際に店に行ってからも結論がなかなか出なかった。
結局、キャノンの方を買った。決め手はEVFと呼ばれるファインダー内の画像表示。世間ではパナソニックの方が色がきちんと出るため評価が高いようである。けれど私にとっては、構図がちゃんとわかるEVFの画面の広さの方が大事だった。

とまあ、数ヶ月にわたって悩み続けた問題に結論が出たわけだが、もっと早く買っておくべきだったと後悔している。
上の写真は、通勤路にいる鴨を撮ったものだが、何とキレイに素早く簡単に撮れてしまうこと。手ブレ補正付きで、400mm相当の望遠の威力はすごい。今までの写真はいったい何だったのか、という気になる。
次の狙いは、同じ小川に出没するキセキレイだ。これならきっと、ちゃんと撮れる。